フランス代表デシャン監督、ドーピング陽性判定受けた“教え子”の再起に期待「ポグバが再び笑顔になり…」

写真:窮地に陥るユヴェントスのポグバ

フランス代表のディディエ・デシャン監督が、ユヴェントスに所属する同国代表MFポール・ポグバについて言及した。

現在30歳のポグバは、現地時間8月20日に行われたセリエA開幕節のウディネーゼ戦(〇 3-0)後のドーピング検査で陽性判定を受けた。その後に実施された再検査でも陽性反応が検出され、同選手には最大で4年間の出場停止処分が下る可能性もある。

UEFA EURO 2024予選に臨むフランス代表を率いるデシャン監督は、記者会見の場でポグバについて訊ねられると次のように語った。

「ポグバの件は(マッシミリアーノ・)アッレグリが特に残念がっているが、私も同じだ。最近、さまざまなことが彼に降りかかっている。複雑な状況だね。彼は自身の潔白を主張するだろうし、そうしなければいけない。長い手順になることは確実だろうがね」

また、デシャン監督はポグバのフランス代表での未来について問われると「どうなるかは分からない」としながらも、“教え子”の再起に期待を寄せた。

「時間がかかるだろう。だが、私は彼が再び笑顔を取り戻し、自分の力を完全に発揮し、再びピッチに戻ってくることを願っている」

© 株式会社SPOTV JAPAN