4年分の署名約62万筆を国連欧州本部に 核兵器廃絶を訴える「高校生平和大使」が帰国報告

核兵器廃絶を訴えるためスイスの国連欧州本部を4年ぶりに訪問した「高校生平和大使」が11日、広島市の松井市長に帰国報告をしました。

広島市役所を訪問したのは五閑さくらさん、宇土未来さん、永戸ももさんです。3人は「高校生平和大使」としてスイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪問しました。

2020年からコロナ禍で届けられなかった核廃絶を求める4年分の署名、約62万筆を提出しました。

3人は、松井市長に現地の軍縮会議を傍聴したことや現地で被爆者の思いや核廃絶を訴えたことなどを報告しました。これに対し、松井市長は「今回の経験を活かし活動の輪を広げられるよう頑張ってほしい」と激励しました。

広島高校・五閑さくらさん
「情報を自分で入手し自分の頭で考えることが大切だと思う。考えることを促進するイベントや講演をもっとしたい」

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