リニア新幹線の工事をめぐる静岡・大井川の水問題で、JR東海が「田代ダム案」の運用などについて流域市町に説明を始めたことがわかりました。
リニア新幹線の工事で大井川の水量減少が懸念されている問題で、JR東海が解決策として提示しているのが、大井川上流にある「田代ダム」の取水を抑制する案です。この「田代ダム案」をめぐり、JR東海が、大井川流域市町に対し、個別に具体的な運用方法の説明を始めたことがわかりました。焼津市の担当者によると、取水量や放流量の説明があったものの開始時期などへの言及はなかったということです。
