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生活保護費を不正に受給したとして、埼玉県警大宮署は11日、詐欺の疑いで、さいたま市北区吉野町2丁目、無職の女(49)を逮捕した。
逮捕容疑は2017年4月5日~22年3月4日、さいたま市北福祉事務所職員らに対し、仕送りなどの収入を得ていたにもかかわらず、内容虚偽の収入報告書を提出するなどして現金計518万7564円をだまし取った疑い。調べに、「申告をしなかったのはケースワーカーが教えてくれなかったからです」と容疑を否認しているという。
署によると、女は知人から月約8万円の仕送りを受けていたという。北区役所の各種調査で不正受給の疑いが強まり、昨年10月18日に北区役所福祉課の担当職員が大宮署に相談。口座照会などの捜査から容疑を固めた。
署は詳しい経緯を調べるとともに、だまし取った約518万円の使途先などについても捜査を進める。