「させぼスポーツマンス」始まる 市民体育祭を発展 参加型イベントなど企画

「させぼスポーツマンス」でモルックを楽しむ子どもたち=佐世保市、新公園

 佐世保市が本年度から取り組むスポーツ普及月間「させぼスポーツマンス」のオープニングイベントが1日、同市光月町の市体育文化館横の新公園であり、市民がフィンランド発祥のモルックなどを楽しんだ。
 市民体育祭を発展させた新事業。子どもから高齢者まで生涯にわたって気軽にスポーツに親しめる環境づくりを推進する。10月の1カ月間にわたって、各種競技大会に加え、市民総参加型の各種イベントを繰り広げる。
 スポーツ少年団や家族連れら約100人が参加。陣内康昭教育長が開会を宣言。「アスリートだけでなく、すべての皆さんにスポーツを楽しんでほしい」とあいさつした。参加者はモルックやスポーツ鬼ごっこ、輪投げなどを体験した。
 子どもと訪れた市内の主婦、市瀬うたさん(45)は「気軽に参加して誰もが楽しめる。子どもたちも満足そう。体を動かすいい機会になる」と話した。

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