髙田明氏がアンバサダー就任 「日本スポーツマスターズ」 2024年秋、長崎県で初開催

大石知事(左)から大会アンバサダーの委嘱状を受け取る髙田氏=県庁

 来年秋に長崎県で初開催される中高年の全国総合スポーツ大会「日本スポーツマスターズ2024長崎大会」をPRするアンバサダーに、通販大手ジャパネットたかた創業者の髙田明氏(74)が10日就任した。県庁で会見した髙田氏は「長崎には夢があるな、面白いなと思われるような大会にしたい。微力ながら一生懸命に頑張る」と意気込みを語った。
 大会は生涯スポーツの普及発展などを目的に01年からスタート。原則35歳以上が出場対象で、スポーツ愛好家の中でも競技志向の高い選手たちが熱戦を繰り広げる。来年は9月28日~10月1日に長崎県内10市町で13競技を実施(水泳、ゴルフ、空手は先行開催)。選手、監督、関係者ら1万人の参加を見込む。
 サッカーJ2、V・ファーレン長崎の社長なども務めた髙田氏は「スポーツは感動の連続で、その意義は大きい」と強調。大会会長で委嘱状を手渡した大石賢吾知事は「心強い。県民のスポーツに対する情熱を盛り上げ、交流人口を広げながら地域活性化へつなげていきたい」と述べた。

© 株式会社長崎新聞社