「猛省促し二度とないよう」川勝平太知事の“給与減額”条例案の付帯決議 県議全員の“総意”で提出へ=静岡県議会

静岡県の川勝知事の不適切発言を受けた給与を減額する条例案について、県議会は10月13日の本会議で知事に猛省を促す付帯決議案を県議全員の総意として提出することを決めました。

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<静岡県議会 中沢公彦議長>
「川勝知事に猛省を促し、かつ、かかる事態を二度と引き起こすことのないように強く求めるべきであります」

10月12日に開かれた県議会の議会運営委員会では、13日の本会議で知事の給与を減額する条例案に対して、会派を超えた議員全員の総意として付帯決議案を提出すると決めました。

この条例案は、川勝知事がいわゆる「コシヒカリ発言」のペナルティーとして自らの給与とボーナス446万円ほどを減額するものです。条例案は、10月6日に総務委員会で原案通り可決され付帯決議が行われました。

付帯決議は知事に猛省を促すもので、給与の減額によって県民に与えた負の影響が払拭されるわけではないと強く認識するよう求めています。

13日の本会議でも条例案は可決される見通しで、付帯決議によって知事に言動を改めるよう意思表明することになります。

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