いまだ無所属のデ・ヘア、ユナイテッド関連投稿でファンにアピール

写真:デ・ヘアは一部のサポーターから復帰を熱望されている ©Getty Images

元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアが、自身のSNSで古巣マンチェスター・ユナイテッドに関連する投稿を続け、同クラブのファンにアピールしている。イギリス『デイリーミラー』電子版が伝えている。

デ・ヘアは昨シーズン限りでマンチェスター・ユナイテッドとの契約が満了を迎えて退団。様々なクラブへの移籍の噂が浮上したものの、いまだに移籍先は決まらず、無所属状態が続いている。

一方、マンチェスター・ユナイテッドはデ・ヘアの後任としてインテルからカメルーン代表GKアンドレ・オナナを獲得したが、試合でミスを連発し批判を浴びる状態に。一部のサポーターはデ・ヘアの復帰を熱望する声を上げている。

そんな中、デ・ヘアは10月10日にマンチェスターにあるリー・スポーツ・ヴィレッジで行われたUEFA女子チャンピオンズリーグ予選のマンチェスター・ユナイテッド・ウィメン vs パリ・サンジェルマン・フェミニの試合を観戦したようで、その様子を自身のインスタグラムアカウントのストーリー機能に投稿し、マンチェスター・ユナイテッドのファンを刺激。

その翌日には、アトレティコ・マドリードからマンチェスター・ユナイテッドに期限付き移籍しているスペイン代表DFセルヒオ・レギロンと会食している様子を「久しぶりだね、アミーゴ!」というコメントともにストーリー機能に投稿。これらを受け、過去に投稿したトレーニングの動画に対して「ユナイテッドに戻って来て」「お願いだから復帰して」といったマンチェスター・ユナイテッドのファンのコメントもあった。

エリク・テン・ハフ監督がGKに足元の技術を求めたためデ・ヘアとの契約が更新されず、彼のアヤックス時代の教え子でもあるオナナはその資質を備えてはいるものの、相次ぐミスによって評価が急落。そのような事情もあり、デ・ヘアの復帰を求める声が高まっている。

ただ、デ・ヘア自身はサウジ・プロフェッショナルリーグのクラブからの高額オファーを拒否するなど、現状では早急に新天地を探すような動きは見せていない。

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