危険防止措置せずショベルカーで作業させた疑い、作業員男性は転落し死亡 責任者を書類送検

京都市伏見区

 京都南労働基準監督署は12日、労働安全衛生法違反の疑いで、京都市伏見区の建設会社と現場責任者の男性社員(27)を書類送検した。

 書類送検容疑は2022年12月16日、伏見区の河川工事現場で、誘導者を配置するなどの危険防止措置をせずに、50代の男性作業員にショベルカーでのり面の整地作業をさせた疑い。

 同監督署によると、ショベルカーは約3.5メートル下の川床に転落し、男性作業員が死亡したという。

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