G7広島サミットの記憶継ぐ 岸田総理の妻・裕子さんら被爆桜を植樹 広島

G7広島サミットで各国首脳の配偶者が参加したパートナーズプログラムを記念し植樹式が行われました。

旧市民球場跡地にあるピースプロムナード沿いで行われた植樹式には、パートナーズプログラムで首脳の配偶者をもてなした岸田総理の妻・裕子さんらが出席しました。

苗木は広島市役所の敷地内で被爆したソメイヨシノの枝を接木したもので、早ければ来年春にも花を咲かせるということです。

総理の妻・岸田裕子さん「皆さんがここを通るたびに広島でサミットが行われたこと、平和を祈る気持ちは世界共通であること、人々が平和への努力を重ねてきたことを思い出し、その歩みをさらに進めていく。そのようなピースプロムナードになることを願う」

また、サミットを振り返る常設の展示施設が広島市の平和公園に整備されることが明らかになりました。広島サミット県民会議によりますと、首脳たちが記帳した芳名録のレプリカや会議で使われた円卓、写真パネルなどの展示を予定しているということです。

施設は来年3月に完成し、4月から一般公開される予定です。

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