空港でドラッグ密輸の摘発相次ぐ

ここ数日のうちに香港国際空港でドラッグ密輸が相次いで摘発されている。政府公報によると、10月5日には2件の密輸が見つかった。最初のケースは20~21歳の旅客4人(男3人、女1人が)が、ヘロインとエクスタシーをそれぞれ2・1キロを所持、合計の末端価格は約210万ドルに相当するという。2つ目のケースは、49歳の旅客(男)が預け入れ荷物の中のお菓子の包みの中にエクスタシー2・1キロを隠していた。一方、10月7日には体内にドラッグを隠していた男を逮捕した。税関は南アフリカから香港国際空港に到着した旅客が通関の際に不審な様子だったことから、体内にドラッグを隠している疑いがあると判断。病院に移送し検査したところ、翌8日17時に体内でドラッグが確認された。男(31歳)が所持していたのはコカイン72粒で、計860グラム、末端価格は約90万ドルに相当する。ドラッグはすでに体外に排出されたという。香港では「危険薬物条例」によって危険薬物の販売、輸送は重罪となる。この条例に違反した場合、500万ドル以下の罰金または終身刑となる。当局ではドラッグに関する24時間ホットライン(2545ー6182)を設置、市民からの情報を求めている。

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