角川と文化内容策進院が共同投資

株式会社KADOKAWAの海外連結子会社である台湾角川股分有限公司は、長年にわたり積極的に台湾オリジナル作品の開発に注力し、メディアミックスにおける豊富な成功経験を活かし、文芸市場を通じてより多くの優れた中国語オリジナルIPの創出と、多角的なビジネスモデルの発展に尽力してきた。この度10月3日、台湾文化コンテンツの産業化と国際化を促進する独立行政法人 文化內容策進院(TAICCA)と映像化共同投資及び製作に関する基本合意書(MOU)の締結を発表した。台湾角川は2021年から小説連載プラットフォーム「KadoKado角角者」を立ち上げ、優れたオリジナル作品を募集するために、台湾で最高額の賞金となるオリジナル小説大賞を開催し、台湾を起点として、より多くの中国語オリジナルIPの世界への発信を目指している。一方、今まで台湾のオリジナルIPの支援に力を入れてきたTAICCAは、クリエイターを奨励する「特別賞」を設けている。

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