夏にリヴァプールを退団した5名のビッグネーム、今の活躍は?

今夏のマーケットで非常に多くの選手が退団することになったリヴァプール。

『Planet Football』から今回は「夏にリヴァプールを退団した5名のスター選手、今の活躍を見る」をお送りする。

ナビ・ケイタ

移籍先:ヴェルダー・ブレーメン

今季の成績:3試合0ゴール

2018年にRBライプツィヒから5275万ポンドもの移籍金で加入したナビ・ケイタ。リヴァプールでは5年間を過ごしたものの、怪我もあって本領発揮とはいかず、全体的に低調なパフォーマンスに終わってしまった。

この夏にフリーエージェントとなってヴェルダー・ブレーメンに加入。ケイタは「ここではイギリスほど仕事量や試合数が多くない。毎週ベストなプレーをしたい」と話し、新天地での活躍を誓った。

しかしプレシーズンマッチの間に彼は再び怪我をしてしまい、まだ3試合の出場(うち2試合は途中出場)に留まっている。

ジェームズ・ミルナー

移籍先:ブライトン

今季の成績:6試合0ゴール

ミルナーはベテランになったにもかかわらず、ユルゲン・クロップ監督の大きな信頼を受ける存在だった。しかし8年間の素晴らしい貢献を終えたあと、今夏フリーエージェントで退団することになった。

そして契約満了とともにロベルト・デ・ゼルビ監督が務めるブライトンへと移籍。特殊な戦術を導入しているクラブにもスムーズに馴染み、37歳ながらも最初の5試合全てに出場した。

そしてヨーロッパリーグのAEKアテネ戦でも先発し、イングランドの異なる5つのクラブでヨーロッパの大会に出た初めての選手になった。

ロベルト・フィルミーノ

移籍先:アル・アハリ

今季の成績:8試合3ゴール

2022-23シーズンに序列を落としたあと、フィルミーノはリヴァプールからの新契約のオファーを断って退団を決意。ファンからの大きな歓声を受けて送り出された。

レアル・マドリーなど多くの有名クラブが彼を検討したというが、フィルミーノはサウジアラビアのアル・アハリへと移籍。エドゥアール・メンディやリヤド・マフレズ、アラン・サン=マクシマンと中東で再会し、キャプテンマークを任された。

デビュー戦ではアル・ハージムを相手にハットトリックを決めたものの、その後は7試合ノーゴールが続いている。

ファビーニョ

移籍先:アル・イティハド

今季の成績:11試合0ゴール

かつては世界最高の守備的ミッドフィルダーと呼ばれたファビーニョであるが、2022-23シーズンは明らかにフルコンディションではなかった。それでも重要な存在であったものの、この夏には突如サウジアラビアのアル・イティハドへと4200万ポンドで売却されることになった。

29歳の彼はヌーノ・エスピリト・サント監督が率いるチームで中心選手となり、開幕からボランチとしてフル回転。アル・ラーイド戦では試合後に高級時計をプレゼントされている。

ジョーダン・ヘンダーソン

移籍先:アル・イティファク

今季の成績:8試合0ゴール

今夏物議を醸す決断をしたヘンダーソン。LGBTQ+運動にも積極的に関与していたにもかかわらず、スティーヴン・ジェラード監督が率いるアル・イティファクに移籍し、サウジアラビアから多額のお金を得ることにしたからだ。

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後にメディアに対して「リヴァプールは本気で僕を止めてくれなかった」と明かしたことでも物議を醸したが、サウジアラビアでは週1億円と言われる巨額の給与を受け取り、開幕から9試合で5アシストを記録。攻撃面でもチームを牽引している。

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