藤井聡太八冠 内閣総理大臣顕彰受賞に「今後より一層精進し将棋の魅力を多くの方に伝える」

将棋界で前人未到の八冠を達成した愛知県瀬戸市出身の藤井聡太(ふじいそうた)八冠(21)。

内閣総理大臣顕彰を受賞することが決まったことについて、10月13日、コメントを発表しました。

藤井聡太八冠は、最後に残っていた「王座」のタイトルについて、今月11日、王座戦第4局で永瀨拓矢前王座(31)を破って王座を獲得し、史上初で8大タイトルすべてを独占する八冠を達成しました。

この藤井八冠に対して、国家、社会に貢献し、顕著な功績があった人物が選ばれる内閣総理大臣顕彰が贈られることが決まりました。

将棋界での内閣総理大臣顕彰の受賞は、現・日本将棋連盟会長の羽生善治九段に続いて2人目になります。

藤井八冠は、
「内閣総理大臣顕彰の受賞を大変光栄なことと感じています。今後より一層精進し、将棋の魅力を多くの方に伝えられるよう活動していきたいと思います」とのコメントを発表しました。

また、羽生善治九段も、
「内閣総理大臣顕彰受賞、誠におめでとうございます。多くの人々に希望と活力を与えた藤井竜王、名人の活躍は受賞にふさわしいと思います。また、将棋界にとりましても大きな名誉であり、誇りでもあります。今後の益々の御活躍を期待しています」と祝いのコメントを発表しました。*了*

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