19m沈めて首位発進 稲見萌寧「まぐれっぽい感じ…」

4人が並ぶ首位で発進(撮影/奥田泰也)

◇国内女子◇富士通レディース 初日(13日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6679yd(パー72)

稲見萌寧が前半6番で19mのバーディパットを沈めた。「出だしフックで、スライスしてフックしてスライスして入りました。まぐれっぽい感じですが…」と笑顔で振り返った。

「パッティングがしっかりと決まってくれた。そこはスコアに大きくつながったかな」

テーラーメイドのエースパター(撮影/奥田泰也)

前週「スタンレーレディスホンダ」最終日からエースのテーラーメイド トラス TB1 トラスヒール パターを投入し、ストロークも修正した。

「フェースの動きを真っすぐ、真っすぐとイメージしていたのを開閉するようにした。ミスが左に行っていたので、それを修正するため。だいぶマシになった」。初日は27パットを記録した。

グリーンで好プレー(撮影/奥田泰也)

コロナ禍で統合された2020-21年シーズンに9勝を挙げて年間女王に輝いたが、今季は未勝利。年間レースは22位につける。

7バーディ、1ボギーの「66」でプレーし、9月「日本女子プロ選手権」以来の首位発進を決めた。

「初日はいいスタートを切れるようになってきた。そこからもう1ランク上にいけるように、ピンを狙い続けてスコアを出せるように頑張りたい」と昨年8月「ニトリレディス」以来となるツアー13勝目へ気合を入れた。(千葉市緑区/玉木充)

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