芸備線 再構築協議会の設置要請「非常に大きな進展」JR西日本広島支社長「廃線などの前提は置かずに議論したい」

JR西日本広島支社の広岡支社長は13日、芸備線の一部区間の存続を話し合う再構築協議会の設置を要請したことについて、「非常に大きな進展だ」と話しました。

JR西日本は3日、芸備線の中でも、特に利用が低迷している備中神代・備後庄原間について、「再構築協議会」の設置を、国に要請しました。

協議会が設置されれば、3年を原則に、▽存続か、▽バスに転換するかなどの方針を打ち出します。

JR西日本の 広岡研二 広島支社長は13日、広島市東区で開かれた定例会見で、廃線などの前提は置かずに、沿線自治体などと議論したいとしたうえで、次のように話しました。

JR西日本広島支社 広岡研二支社長
「利用する人が少ない区間では、もっとふさわしい交通モードがあるのではと、問題認識を地域の人と話してきた。国が関与して開かれる会議は、非常に大きな進展だと思う」

国は設置を判断するうえで、沿線自治体などに意見聴取をするとしています。

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