覚えておくべき「南米サッカーの次なるスーパースター」5名

サッカーにおいて南米はタレントの宝庫。これからヨーロッパでスター街道を歩むであろう選手が眠っている場所だ。

今回は『Planet Football』から「いま南米でスーパースターになることが運命づけられた若手選手たち」をご紹介する。

フェデリコ・レドンド

国籍:アルゼンチン

年齢:20歳

クラブ:アルヘンティノス・ジュニオルス

あの名選手フェルナンド・レドンドの息子であるフェデリコ・レドンド。マドリッドで生まれてブエノスアイレスで育ち、ユースレベルで代表に呼ばれ、夏のU-20ワールドカップで注目を集めた。

彼のプレーはいわばパウサであり、若い頃のセルヒオ・ブスケツのようだ。188センチの長身を持つアンカーであり、冷静にチームのバランスを取ることができる。

ヴィトール・ロケ

国籍:ブラジル

年齢:18歳

クラブ:アトレチコ・パラナエンセ

すでに今夏バルセロナとの契約を結んだ18歳のブラジル人アタッカー。1月に合流する可能性が示唆されているが、あるいは来年夏になるかもしれない。

2023年の南米サッカーにおいて最も有望な選手であり、ゴールとアシストの両面で素晴らしい活躍ができる。ただ先日は大きな怪我に見舞われたために数ヶ月の離脱を余儀なくされており、今後どのような影響が出るのか心配されている。

エンドリッキ

国籍:ブラジル

年齢:17歳

クラブ:パウメイラス

南米の才能を獲得するために迅速な動きを見せたのはバルセロナだけではなく、レアル・マドリーもだ。彼らは16歳だったエンドリッキと契約を結び、2024年夏の加入を約束した。

15歳でプロデビューしたエンドリッキはいきなりブラジルリーグでも活躍を見せ、世界的にも天才として大きな話題に。その高い技術とスピードはすでに大人顔負けのものである。

ケンドリー・パエス

国籍:エクアドル

年齢:16歳

クラブ:インデペンディエンテ・デル・バジェ

モイゼス・カイセドらを産んだ育成の名門インデペンディエンテ・デル・バジェが輩出した新スター。16歳にしてエクアドルのフル代表にもデビューした天才レフティである。

その攻守に渡る貢献と鋭いドリブルやパスはすでにプロとしてもハイレベルで、フル代表での試合でも全く遜色ないプレーを見せている。すでにチェルシーとの契約を結んでおり、18歳になる2025年にイングランドへと渡る予定となっている。

アンドレ・トリンダージ

国籍:ブラジル

年齢:22歳

クラブ:フルミネンセ

先日からリヴァプールへの移籍話が伝えられているフルミネンセのアンドレ。ただ彼はコパ・リベルタドーレスでの戦いを求めてブラジルに残り、決勝進出に成功した。11月にはボカ・ジュニオルスとの決戦に挑む。

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22歳と中堅に差し掛かってはいるが、その分すでに100試合以上の出場経験を持っており、ヨーロッパに挑戦するための準備は整っている。今年はブラジル代表にも選出されており、今南米で最も注目される守備的MFだ。ディフェンスのみならずビルドアップにも長ける完成度の高い選手。

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