100トン増1900トンの見通し 海面養殖サーモン来年度水揚げ

 岩手県議会9月定例会は13日、本会議を再開し、佐々木宣和(自民党)、五日市王(希望いわて)、高橋穏至(自民党)の3氏が一般質問した。サーモンの海面養殖について、県は2024年度に前年度比100トン増の約1900トンが水揚げされる見通しと説明した。

 佐々木氏が取り上げた。県内では久慈、宮古、大槌、釜石、山田の5市町、計6カ所で地元漁協や企業が連携してギンザケ、トラウトサーモンなどの海面養殖に取り組んでいる。23年度の水揚げ量は前年度比1.5倍の約1800トン。24年度は新たに2カ所が加わる予定で、水揚げ量も拡大が見込まれる。

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