リヴァプールのMFフラーフェンベルフが語る移籍の理由「キーポイントはクロップ」

写真:リヴァプール移籍の理由は‟クロップ”と語るフラーフェンベルフ

オランダ人のライアン・フラーフェンベルフは今夏の移籍マーケット最終日にバイエルンから移籍金3500万ポンド(約63億4000万円)でリヴァプールに移籍した。現在、リーグ戦は4試合連続で途中出場となっているが、UEFAヨーロッパリーグとカラバオカップでは3試合にスタメン出場をするなど、徐々にイングランドの地に順応し始めている。

そんなフラーフェンベルフは、イギリスメディア『Sky』に対しリヴァプールへ移籍した理由について以下のように語った。

「(ユルゲン)クロップがリヴァプールに加入するキーポイントだった。以前、彼と話したことがあり、私に良い印象を持ってくれていて『君を獲得したい』と言ってくれたんだ」

「彼は(リヴァプールでの)自身の計画を示し、すべてを説明してくれた。そして、私の(リヴァプールに移籍するという)決断が非常に迅速だったことに対しても、良い印象を持ってくれたよ」

クロップの存在を理由にリヴァプールへ移籍する選手は多いが、フラーフェンベルフもその1人だったようだ。

オランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督は、リヴァプールへの順応を優先するために9月にU-21オランダ代表への招集を拒否したフラーフェンベルフに対し、今も不満を抱いているという。しかしその一方で、フラーフェンベルフの才能は高く評価しているようだ。イギリスメディア『デイリーミラー』電子版が伝えている。

「彼は素晴らしい才能の持ち主だと私は思っている。リヴァプールで成長し、より多くのプレー時間を得ることを願っている。そうすれば、常にオランダ代表に招集されるような選手になれるからね」

リヴァプールはインターナショナルブレイク明けの10月21日、ホームでエヴァートンとのマージーサイドダービーを迎える。

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