約1年半ぶりの代表戦で結果を残したワトキンズ「長い間待っていた」

写真:オーストラリア代表との試合で決勝ゴールを決めたワトキンズ

2022年3月以来となるイングランド代表復帰を果たしたオリー・ワトキンズ。今シーズンはアストンヴィラで公式戦13試合で7ゴールの活躍を見せている。

現地時間10月13日に行われたオーストラリア代表との国際親善試合では、57分にジャック・グリーリッシュ(マンチェスター・シティ)のシュート性のパスに合わせて決勝ゴールを決め、1-0の勝利に貢献した。

ギャレス・サウスゲート監督の期待に応えたワトキンズは、試合後にイギリスのテレビ『チャンネル4』に対して以下のように語った。

「次の招集を長い間待っていた。楽しみにしていたし、このチャンスを逃すわけにはいかなかった。ゴールなしではこのピッチから出ることはできないと思っていた」

ワトキンズは約1年半ぶりとなる招集で結果を残したが、代表定着に向けて熾烈な争いは続く。マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)、エディー・エンケティア(アーセナル)、今回は招集外のカラム・ウィルソン(ニューカッスル)、アイヴァン・トニー(ブレントフォード)などFWの層は充実している。ワトキンズの活躍により、ハリー・ケイン(バイエルン)の代役争いはサウスゲート監督にとってうれしい誤算となりそうだ。

元イングランド代表でリヴァプールでもプレーしたダニー・マーフィーは、同じく『チャンネル4』でワトキンズのプレーを高く評価した。

「彼は私がこれまで見た中で最高のプレーをしていると思う。健康的で強く、自信に満ちているように見える。自分のプレーに真の意図を持っている。ボールを扱うのがうまく、相手ディフェンスラインの裏に走るのを得意としている」

イングランド代表はこの後、10月17日にイタリア代表とのEURO2024予選を控えている。

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