山形市中心街の魅力をアピールする「街なか賑(にぎ)わいフェスティバル2023」が14日、同市の七日町大通りなどで繰り広げられた。さまざまな飲食や手作り雑貨を紹介するブースが並び、爽やかな秋晴れの下、大勢の家族連れらがお店巡りなどを満喫した。
中心市街地の商店街や団体が連携して山形らしさを発信しようと、2011年から開催し、13回目。今年は県内のワインやクラフトビールを飲み比べるコーナーを新たに設けた。またラーメンキッチンカーの出店や、中高生の吹奏楽部などが出演する音楽会、ニュースポーツ「モルック」の体験会も開かれ、中心街に笑顔と歓声が広がった。
クラフトビールを堪能していた石井康友さん(62)=同市若葉町=は「これまで飲んだことのないビールを味わえて最高。ワインも楽しみたい」と語っていた。