暮らしにヒント、発想光る 山形で「県発明くふう展」始まる

暮らしの中で生まれたさまざまなアイデアを形にした作品が並ぶ県発明くふう展=山形市・霞城公民館

 第58回県発明くふう展が14日、山形市の霞城公民館で始まった。暮らしの中で生まれたさまざまなアイデアを形にした作品が並んでいる。15日まで。

 県内各地の小学生から大人まで207点を展示。水平になると電気が流れて音声を出す仕組みの水平器や、磁石を付ける位置を変えることで複数の箸の中から簡単にペアがそろうアイデアなど、身近な悩みを解消する楽しい作品が来場者の目を引いていた。

 県発明協会(木村一義会長)などが主催。15日は山形市総合福祉センターで表彰式が行われる。特別賞の受賞者は次の通り。

 ▽県知事賞=富樫あかり(山形ク・山形大付属小5年)北原悠都(滝山小5年)▽山形市長賞=伊藤基樹(鶴岡あさひ小2年)▽東北経済産業局長賞=富樫晃仁(山形ク・山形大付属中2年)▽県議会議長賞=渡部吏美(横山小4年)▽県教育委員会教育長賞=斎藤惺哉(鶴岡ク・朝暘六小6年)▽山形市議会議長賞=滝田光陽(さがえク・陵西中1年)▽山形市教育委員会教育長賞=東海林秀翔(明治小2年)▽公益社団法人発明協会会長奨励賞=大場理世(朝暘六小6年)神尾伴春(山形市・一般)▽日本弁理士会会長奨励賞=水野翔太(山形南小5年)石川亜依美(小田島小6年)▽県発明協会会長賞=田村華(豊浦小2年)

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