国内有数「風花随筆文学賞2023」の募集要項 特別審査委員長は作家の出久根達郎さん、一般の部10月31日締め切り

 福井県福井市出身の作家津村節子さんの随筆集「風花の街から」にちなんだ「風花随筆文学賞」(福井新聞社共催)の実行委員会は、本年度の作品を募集している。27回を迎えた同文学賞は、例年応募総数が3千編を超える国内有数の随筆文学賞となっている。人との触れ合い、家族や旅の思い出、古里への思い、世の中の動きについて考えたことなど、自由なテーマのエッセーを募っている。

 高校生以上が対象。一般の部と高校生の部があり、ともにA4判400字詰め原稿用紙3~5枚以内(ワープロソフトでの作成も可)。日本語による自作で、未発表作に限る。他の文学賞に応募した作品は不可。応募票に必要事項を明記し、郵送かメールで応募する。県ふるさと文学館に持参してもよい。

 作家で日本文藝家協会副理事長の出久根達郎さんが特別審査委員長、津村さんが顧問を務める。

 締め切りは一般の部が10月31日、高校生の部は12月15日。一般の部最優秀賞1人に30万円、高校生の部の同賞1人に10万円分の図書カードを贈る。一般の優秀賞(若干名、5万円)など各賞がある。入賞者は2月下旬に福井新聞本紙で発表するほか、福井県ふるさと文学館ホームページにも掲載する。

 郵送先は〒918―8113、福井市下馬町51の11、県ふるさと文学館内「風花随筆文学賞実行委員会事務局」、メール(kazahana@pref.fukui.lg.jp)。問い合わせは同事務局=電話0776-33-8866。

デイリークイズ!今すぐ挑戦

 電子新聞「福井新聞D刊」では、月曜から金曜まで毎日正午に1問ずつ、福井新聞ニュースに関連したクイズを出題しています。ぜひ挑戦してみて下さい ⇒デイリークイズに挑戦する

© 株式会社福井新聞社