イブラヒモヴィッチ、亡きライオラ氏との思い出を明かす「日本食レストランで最初に出会い、彼は8人分を注文した」

昨シーズン限りで現役を引退したズラタン・イブラヒモヴィッチ。彼が代理人として絶大な信頼を寄せていたミーノ・ライオラ氏は2022年4月に54歳でこの世を去った。

Skyによれば、イブラヒモヴィッチは、ライオラについてこう話していたそう。

「彼はクラブのためではなく、自分の選手たちのために働いた。

いつも何よりも俺を優先してくれた。俺だけじゃないけどね。彼は思いやりがあった。彼は強きミーノだった。

ライオラと出会ったのはアムステルダム。当初の俺たちは傲慢だった。

最初に会ったのは、日本食レストラン。俺はビシッと決めて行った。彼は8人分の注文をしたよ。

彼は偉大なストライカーたちの数字を俺の前に並べた。ヴィエリ、シェフチェンコ、トレゼゲ、インザーギ…。

イブラカダブラの数字は大したことなかった。彼からはこんな数字じゃビッグクラブに売りこめないと言われた。

それから、彼は俺の全てになってくれた。友人、父親、仲間。

俺たちは一緒に成長し、ともにキャリアを歩んだ」

アーリング・ハーランドなど多くのスター選手を顧客に持っていたライオラ氏はサッカー界屈指の大物代理人だった。

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現在はTeam Raiolaという後継のエージェント企業が、PSGのイタリア代表GKジャンルイージ・ドンナルンマらの代理人業務を担当している。

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