ウーデゴールに来夏、背番号再変更の可能性が浮上 「11」→「8」、そしてその次は……?

写真:来夏に背番号10への変更が噂されているウーデゴール

イギリスのウェブメディア『フットボール・ロンドン』によると、アーセナルに所属するノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールの背番号が来夏、再び変更となる可能性があるという。

ウーデゴールは2021年1月にレアル・マドリードから期限付き移籍で加入した際、背番号11を着用して2020-21シーズンを戦った。そして2021年8月に完全移籍した際には背番号が8に変更され、現在に至るまで8番のユニフォームを着てプレーしている。

しかし来夏、再び背番号が変更される可能性がある。これはイングランド代表MFエミール・スミス・ロウの去就と関係している。スミス・ロウは現在、ミケル・アルテタ監督から重用されておらず、この状態が続くようだと来年の冬、あるいは夏の移籍マーケットでアーセナルを退団する可能性がある。そして、スミス・ロウが現在、着用している10番がウーデゴールに託されるかもしれない、というのだ。

アーセナルの10番は、かつてはデニス・ベルカンプやロビン・ファン・ペルシ、ジャック・ウィルシャー、ウィリアム・ギャラスなどが着用していた。2021年にウーデゴールが加入する直前まではメスト・エジルの背番号だったが、エジルはウーデゴールが加わる3日前にフェネルバフチェに移籍していたため、10番がウーデゴールに引き継がれるのではないかという噂があった。当時、ウーデゴール自身は10番を希望していたと言われており、アーセナルのサポーターもこのアイデアには賛同していた。

しかし当時、クラブ側は10番をスミス・ロウに与えることをすでに決めていたそうで、ウーデゴールにもその旨を伝達。そして実際、2021年7月にスミス・ロウがクラブと長期契約を結んだ際、彼の背番号は32番から10番に変更された。

その影響でウーデゴールには11番が与えられ、後にアルテタ監督が現役時代に背負った番号でもある8番に変更されたが、現在の活躍ぶりやキャプテンとしてチームを牽引する姿を見る限り、彼の背番号が再び変更されても不思議ではないだろう。

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