「お子さんを育てられ もう一度働きたい人に魅力がある」“ママドラフト会議” 開催 参加女性の自己PRに “いいね!” 参加者「子育てに前向きな企業ばかり」

出産や子育てで離職していた女性の復職の機会にと、広島県三原市などが、「ママドラフト会議」を開催しました。

「ママドラフト会議」は、結婚などで退職後、再就職を希望する女性を支援するため、福岡県のNPOが2014年から始めたイベントです。このイベントが12日、三原市役所で行われました。

広島県内での開催は初めてです。20代から50代までの女性18人と製造業など18社の採用担当者らが参加しました。

参加者
「ショップの接客では、入社1年で売り上げ全国3位を達成することができました」

一緒に働いてみたいと思った企業や応援したいと思った別の参加者たちは「いいね」の札を掲げます。その後は6グループに分かれ、参加女性たちは働き方などについて企業側にたずねていました。

企業の採用担当者
「お子さんを育てられて、その上でもう一度という方にすごく人としての魅力を感じていますので、そういう方と一緒に仕事ができたら」

参加した女性
「子育てに前向きな企業さんばかりで、私は4人子どもがいるので行事もすごく多いのですけども、融通が利く企業さんがほとんどで驚きました」

三原市によりますと、企業が関心を持った女性は今後、面接などに進むということです。

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