コロナ禍明け自転車盗や特殊詐欺が増加「防犯意識を高めて」120人が商店街をパレード

県民の防犯意識を高めてもらおうと県警はきのう街頭パレードを実施しました。

県警 森元良幸 本部長
「本パレードを通じ、県民の皆様の防犯意識が向上し、治安向上につなげることができればと願っている」

防犯を呼びかけるパレードはコロナ禍の影響があり、4年ぶりの実施です。警察のほか広島市の松井市長など関係団体からおよそ120人が参加し本通商店街などを行進しました。

県警によりますと、ことしの犯罪発生の認知件数は1万591件で去年の同じ時期と比べて19.6%増加しています。コロナの行動制限がなくなり、人流が増加したことなどが増加の要因と分析しています。県警は、特に増えている「自転車の盗難」や「特殊詐欺」について、自転車に鍵をかけることや電話でお金の話をされたときには特に注意することなどを呼びかけています。

© 株式会社中国放送