「原爆の絵」制作にむけ高校生と被爆者が面会

高校生が被爆者から体験を聞き取り描く「原爆の絵」の制作が始まりました。

広島市立基町高校では16日、創造表現コースの生徒16人が被爆者とはじめて顔を合わせました。

生徒らは被爆体験を聞き取り「原爆の絵」として描きます。

基町高校では体験の継承を目的に2007年からこれまでに191点を制作しました。

■基町高校2年生 石原里緒さん

「平和教育を受けてきたけど、より深く理解して、将来、次の世代に絵を通して色々な方法で伝えていきたいと思います」

絵は2024年夏に完成予定で、被爆者の証言活動などに役立てられます。

(2023年10月16日放送)

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