ガザの停戦決議案を採決へ 国連安保理、人道目的で

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会はイスラエル軍とイスラム組織ハマスの大規模戦闘を巡り、パレスチナ自治区ガザの人道危機回避を目的とした停戦を求める決議案を16日午後6時(日本時間17日午前7時)に採決にかけることを決めた。今月の議長国ブラジルが16日明らかにした。

 ブラジルとロシアが13日にそれぞれ決議案を各理事国に提示していた。ブラジル国連代表部によると、二つの決議案を一つにまとめて採決にかける方向で調整している。

 いずれの決議案もハマスが拘束する人質の解放を要求。ロシア案は加害者を明記せずに「テロ行為」を非難する一方、ブラジル案は「ハマスのテロ攻撃」としていた。

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