トナーリも司法取引へ、それでも1年半の出場停止は避けられずか

[写真:Getty Images]

ニューカッスルのイタリア代表MFサンドロ・トナーリが司法取引を行うようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

違法賭博行為により渦中にあるトナーリ。ギャンブル依存症の可能性が報じられてもいる中、イタリアサッカー連盟(FIGC)とトリノ検察に対し、捜査協力を行うことで出場停止期間の軽減を図るようだ。

違法賭博による出場停止は最長で3年の罰となっているが、司法取引をした場合、半減の1年半で済む可能性があるという。既にユベントスのMFニコロ・ファジョーリは捜査に協力し司法取引を行っているとされる。

ファジョーリに関しては報道が明るみに出る前の8月上旬の段階で自首していたことから10カ月の出場停止で済む可能性もあるという。

ただ、トナーリに関しては違法オンラインプラットフォームをファジョーリに勧めた張本人であることが報じられており、他のサッカー選手への戒めとして重い処分が下されるとも伝えられている。

いずれにしろ、イタリアが出場権を獲得したとしても来夏行われるユーロ2024には出場できず、キャリアに大きな影を落とすスキャンダルになってしまったことは間違いない。

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