担い手確保、展望聞く 富山県農村文化賞、現地審査始まる

現地を視察する審査委員=富山市内

 第72回富山県農村文化賞(県、富山新聞社主催)の現地審査は16日始まり、運営審査委員が書類審査を通過した受賞候補6団体のうち、3団体の活動状況を確認した。

 委員を務める県農林水産部の野尻直隆次長ら7人が黒部市、舟橋村、富山市の3団体を訪ねた。それぞれの代表者から農産物の特産化や省力化、担い手の確保策、今後の展望などについて聞き取り、生産現場や施設を見て回った。

 19日に小矢部、南砺、射水市の3団体を審査した上で、最終審査を行う。受賞団体は富山新聞で発表し、12月上旬に贈呈式を行う予定である。

© 株式会社北國新聞社