ギンナン、鈴なり 中山で収穫作業

収穫がピークに入ったギンナンの収穫=中山町

 秋の味覚、ギンナンの収穫が中山町で進められている。同町金沢の山中にある畑では伊藤義政さん(70)が妻の茂子さん(68)と一つずつ丁寧に濃い黄色の実をもぎ取っている。

 伊藤さんは中山町のほか、山辺町にも畑を持っている。今年は約300本の木を育てており、収量は約3トンを見込んでいる。有機肥料を使い、小まめな剪定(せんてい)をすることで、もちもち感と甘みを引き出すという。

 出荷先は町内外の居酒屋や直販所など。最近はふるさと納税の返礼品としても人気が高い。収穫は11月まで続けられる。

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