ハヴァーツ、敵地での古巣チェルシー戦を前に“新規の長期契約”を締結

写真:装いも新たに古巣との対戦に臨むハヴァーツ ©Getty Images

現在のインターナショナルマッチウィークが終わると、アーセナルはプレミアリーグ第9節、アウェーでのチェルシー戦に挑む。今夏チェルシーからアーセナルへと移籍したドイツ代表FWカイ・ハヴァーツにとっては、かつての本拠地スタンフォード・ブリッジでの古巣との対戦となるだけに、チェルシーのサポーターからどのように迎え入れられるか、それに対してどのようなパフォーマンスを見せるのかに注目が集まる。

スタンフォード・ブリッジのピッチに立つハヴァーツの身に起こった変化はユニフォームだけではない。彼の足下もチェルシー時代とは変わっているという。

スポーツブランドの「プーマ」は10月16日、ハヴァーツと「新規の長期パートナーシップ契約を締結した」ことを発表した。ハヴァーツは今後はプーマのスパイクを着用することになり、プーマの公式サイト上で次のように契約締結の喜びを語っている。

「ドイツで誕生したプーマは、常に偉大な選手たちが着用してきた象徴的なブランドだ。プーマのプロジェクトチームと出会い、将来の計画について話し合った時、これは自分にぴったりだと確信した。僕たちはいくつかのエキサイティングなプロジェクトに取り組んでいる。将来がどうなるのか楽しみだ」

オンラインメディア『SOCCERBIBLE』によると、ハヴァーツはチェルシー時代、ナイキのスパイクを着用していた。しかしチェルシーからアーセナルへと移籍したタイミングで、ナイキとの契約が満了を迎えつつあった模様。9月上旬にはナイキのスパイクを着用していたが、ドイツ代表の一員として出場した日本代表戦、フランス代表戦以降は真っ黒のスパイクを着用し、サプライヤー変更を示唆していた。

その後はピンク色のスパイクを履くようになったが、そこにプーマのブランドロゴが描かれていたため、プーマとの契約が確実視されるようになったが、今回ようやく正式に発表されることになった。

これにより、ハヴァーツはほぼ完全に生まれ変わった姿でスタンフォード・ブリッジに帰還することになる。

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