G7成果共有へシンポジウム 宇都宮で11月、女性活躍の今後考える

栃木県庁

 日光市で6月に開催された先進7カ国(G7)男女共同参画・女性活躍担当相会合の成果を共有するシンポジウムが11月3日午後1時半から、宇都宮市野沢町のとちぎ男女共同参画センターで開かれる。基調講演やトークセッションを通じて本県の女性活躍の現状や今後について考えてもらう。

 県ととちぎ男女共同参画財団の共催。シンポジウムのサブテーマは「男女がともに輝くとちぎを目指して~G7大臣会合の成果を実践へ~」。特定NPO法人ジェンダー・アクション・プラットフォーム(東京都)の大崎麻子(おおさきあさこ)理事が「日光声明から読み解くこれからの男女共同参画」と題して基調講演する。

 トークセッションは(1)働く場(2)くらし・地域(3)人権-の3テーマに分かれて実施し、県内の各分野で活動する人々が意見交換し、終わりの全体会で各セッションの議論内容を共有する。

 県人権男女共同参画課の石田健也(いしだけんや)課長は「G7会合を総括し、本県の男女共同参画を加速化させるようなシンポジウムにできれば」と参加を呼びかけている。

 参加無料。午後4時半まで。事前申込制で、県ホームページなどに掲載の専用フォームか郵送、ファクスで申し込む。締め切りは22日。(問)下野新聞社業務推進部028.625.1104(平日午前9時~午後5時)。

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