2025年度開園へ「認定こども園」着工 那須烏山市、2年遅れで

認定こども園の完成イメージ図

 【那須烏山】岩子の「市にこにこ保育園」と東原の「市つくし幼稚園」を統合し、同幼稚園敷地内へ市が新たに整備する「認定こども園」の園舎の新築工事が今月始まった。2017年度策定の計画で統合方針が示されたが、施設規模を再検討する必要性が生じて整備が遅れていた。開園は当初計画から2年遅れの25年度となる予定で、市こども課の水上和明(みずかみかずあき)課長は「整備の遅れでご迷惑をおかけした。これ以上遅れることなく進め、開園後は万全の体制で園児の幸せを実現したい」と話した。

 認定こども園は、つくし幼稚園西側園舎を解体し、跡地に建設する。木造2階建てで延べ床面積は約1400平方メートル。1階に0~3歳児の保育室や職員室、給食室が入り、2階に4、5歳児の保育室などを置く。定員は139人。

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