キノコにサトイモ、シャインマスカット…うま~い秋の味覚がずらり 新潟燕市で「つばめ農業まつり」、競り体験でにぎわい

つばめ農業まつりで、競りを体験する参加者=燕市吉田西太田

 地元の農畜産物をPRするイベント「つばめ農業まつり」が、新潟県燕市吉田西太田の新印青果西部卸売市場で開かれた。新鮮な野菜や果物の販売、競り体験が行われ、秋の味覚を求めて多くの家族連れらが訪れた。

 イベントは10月8日にあり、競り体験も行われた。キノコやサトイモ、シャインマスカットなど15〜20品目の青果物が入ったコンテナがずらりと並んだ。参加者は番号札を掲げて「3千円!」「3500円!」と大声を上げ、希望の商品を購入した。

 新潟県五泉市特産のサトイモ「帛乙女(きぬおとめ)」などがぎっしり詰まったコンテナに5千円を付けた燕東小4年の男子児童(9)は「緊張したが、競り落とせて良かった。サトイモが好きなので、のっぺにして食べたい」と笑顔を見せた。

 イベントでは燕市出身の料理研究家、村山瑛子さんが7人目となる燕市PR大使に任命された。

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