1球場では午前中に始める2試合まで 午後から試合始めない 夏の高校野球三重大会で来夏から暑さ対策

ことしの夏の記録的な猛暑でたびたび話題になった高校野球の暑さ問題。

三重県高校野球連盟などは10月17日、来年夏の選手権三重大会で午後からの試合開始を避け、1球場での試合数を「1日2試合」にする方針を固めました。

三重県高野連と朝日新聞社は、来年の夏の全国高校野球選手権三重大会での熱中症対策を協議してきた結果、1日の中で最も気温が高くなる午後から始まる試合をなくすことを決めました。

試合開始時間は「午前9時から」そして「午前11時半から」となり、原則1球場で1日に行われる試合は2試合になります。

三重県高野連によりますと、ことし試合を行った11日間すべてで、津市の最高気温が30度を超えたことや、県の教育委員会が今年度から、暑さ指数31以上の場合は運動を取りやめるよう要請するようになったことなどを受けて、今回の決定に至ったということです。

一方、1日に行える試合数は減る見込みのため、今後大会日程の調整を進めていきたいとしています。

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