<レスリング>UWWネナド・ラロビッチ会長がIOC委員に再選される

 

 世界レスリング連盟(UWW)ネナド・ラロビッチ会長(セルビア)は10月16日、インド・ムンバイで開催されている国際オリンピック委員会(IOC)の総会で、IOC委員に再選された。同氏は2015年にレスリング界から初となるIOC委員に就任し、8年の任期を終えて今回が二期目となる。IOC理事には2018年に就任。これもレスリング界から初。2022年に再任され、2026年まで重責をになうことが決まっている。

 ラロビッチ会長はUWWホームページで「IOCの一員になれるのは光栄であり、レスリング・ファミリーを代表してIOCとオリンピック・ムーブメントに参加することも大変光栄です。今後もオリンピック・ムーブメントの成功に向けて努力していきます」とコメントした。

 同氏は、2013年2月、レスリングがオリンピック競技からの除外危機に直面したときに会長代行に就任。同年5月に会長となり、5ヶ国語を駆使する外交力でレスリングのピンチを救った。

▲IOC委員への再任が決まったUWWネナド・ラロビッチ会長(セルビア)

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