週末は寒気南下するも一時的 来週以降は気温高く 気象庁1か月予報

向こう1か月の平均気温

 気象庁は19日(木)、向こう1か月(10/21~11/20)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすく、向こう1か月の気温は全国的に高い見込み。特に、北日本は11月初めごろにかけて、東・西日本は2週目(10/28~11/03)に気温がかなり高くなる所が多そうだ。

向こう1か月の降水量

 高気圧に覆われやすいため、東・西日本の太平洋側は、向こう1か月の降水量は平年並みか少なく、日照時間は平年並みか多い見通し。

この先気温変動大きい

この先の予想気温

 寒気が流れ込む影響で、北海道や本州、九州北部(山口県を含む)は、週末~来週初めごろにかけて、気温が平年並みか低く、かなり低い日もありそうだ。その後は、暖気の影響で高くなり、北日本は25日(水)ごろから、北陸や近畿、中国、九州北部(山口県を含む)は28日(土)ごろから、関東甲信や東海は29日(日)ごろからの5日間ほどは、気温がかなり高くなる可能性がある。

早期天候情報(平均気温)

 このため気象庁は、これらの地方に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。いずれの地方も、この先は気温の変動が大きくなる点にも注意が必要だ。

早期天候情報とは
 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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