共和党の造反議員に殺害予告 米下院議長選、混乱

米下院議長選の投票に参加したミラーミークス議員(左)=18日、ワシントン(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米下院が18日実施した議長選の2回目の投票で、多数派共和党の候補ジョーダン下院司法委員長を支持せず別の議員に投票した造反議員が、殺害予告を受けたと明らかにした。選出に必要な過半数の票を得られないジョーダン氏の支持者が造反議員に圧力を強めているとされ、混乱に拍車がかかっている。

 殺害予告を受けたのは中西部アイオワ州選出のミラーミークス議員。17日の初回投票でトランプ前大統領に近いジョーダン氏に投票し、2回目は別の議員に票を投じた。その後、事務所にジョーダン氏支持を求める脅迫電話が複数回かかってきた。当局に通報したという。

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