ハクチョウの越冬地として知られる酒田市の最上川河口部にある最上川スワンパーク周辺で、ハクチョウの飛来が本格化している。
地元住民らでつくる保護団体「酒田市白鳥を愛する会」の後藤栄会長によると今季の初飛来は今月8日で、約30羽が確認された。昨年とほぼ同時期とみられ、今月10日ごろから続々とシベリア方面から最上川河口部に渡ってきている。
後藤会長は「白鳥はつがいになると、一生を共に過ごすといわれ、学ぶことが多い鳥だ。じっくり観察してもらえればありがたい」と話していた。例年、3月上旬ごろまで越冬する。