AS乾友紀子が現役引退 32歳、第一人者として活躍

乾友紀子

 日本水連は20日、アーティスティックスイミング(AS)で日本の第一人者として活躍してきた32歳の乾友紀子(井村ク)が現役を引退すると発表した。27日に東京都内で記者会見を開く。

 滋賀県出身の乾は長年、井村雅代コーチに師事。五輪は2012年ロンドン大会から3大会連続で出場し、16年リオデジャネイロ大会でチーム、デュエットとも銅メダルを獲得した。21年の東京大会はいずれも4位だった。

 その後はソリストとして活動。昨年の世界選手権で非五輪種目の女子ソロで日本勢初の金メダルを獲得するなど2種目を制し、福岡市で開かれた今年7月の世界選手権で2年連続のソロ2冠を果たした。

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