盛岡産の規格外リンゴをランチに 学生が考案、21日まで提供

コース料理を準備する学生。一つ一つの作業に気持ちを込める

 盛岡市菜園のMCL菜園調理師専門学校(工藤昌雄校長)は21日までの3日間、同校などの市内2カ所で地元産の規格外リンゴを使った特別ランチを提供している。「食材ロス」対策を意識し、レシピ考案などの全てを学生がプロデュース。調理師として来春に学びやを巣立つ若者が、食を通した社会貢献に取り組む。

 2年生32人が、本格的な洋食コース料理を提供する同校でのレストランと、彩り豊かなワンプレートを用意するリリオでのカフェを3日間限定で開店。千~1500円で1日各40食提供し、来店客は学生の工夫と熱意を感じながら味わった。

 レストラン、カフェは予約制。申し込みは同校(0120.318.055)へ。同校正面玄関前では2種類の弁当(600円)、焼き菓子セット(400円)も販売する。

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