お騒がせ米ラッパー「双極性障害」の診断は誤診?実際は事故による自閉症と主張

ラッパーのカニエ・ウェストが、イーロン・マスク氏に宛てたメッセージの中で、自分は自閉症であって双極性障害ではないと綴っている。2018年に双極性障害と診断されたカニエだが、今回それが「誤診」であると主張した。

18日、インスタグラムにマスク氏へのテキストメッセージを投稿し、友人のイアン・コナーにもシェアするよう要請したカニエは、その中には自身の健康や、元妻キム・カーダシアンが子供たちに会わせてくれない不満などが綴られている。

「いつ話し合うんだ。お前は俺に何の借りもない。お前は絶対に俺と話をしない。もし、話した場合はその関係性が変わらざるを得ない。俺は双極性障害じゃない。2002年の自動車事故で自閉症の兆しがある」

同事故に関してはヒット曲『スルー・ザ・ワイアー』の中でもカニエは言及しており、大手術の後、顎をワイヤーで閉じたことをラップしていた。

そんなカニエは昨年こうツイートしてもいた。「もう一度言うが、メンタルヘルスの誤診を受けた。俺を扱いやすい行儀のいいセレブリティにしようと薬漬けにされるところだった」

今回のマスク氏へのメッセージには「キムが俺の子供を俺から引き離すのを見ていられない」と不満な気持ちを吐露したカニエ。最後にマスクを「友人」と称し、自分のオーディエンスを、「お前の苦戦しているプラットフォームに送ってもいい」と締めていた。

一方スタイリストのイアンは、このメッセージのスクリーンショットを公にするよう頼むカニエからのメッセージを投稿している。そんなカニエは一連の反ユダヤ主義の発言でXから使用禁止となっている状況だ。

現在モデルで妻のビアンカ・センソリと共にヨーロッパで休暇を過ごしているカニエが、今回突然メッセージをシェアした理由は不明だ。

更にメッセージの中で、キムが4人の子供たちに会わせてくれないと綴っていたカニエだが、数週間前には7歳の息子セイント君とイタリアでサッカーの試合を見る姿が目撃されている。2014年に結婚したカニエとキムは昨年離婚が成立、同年12月にカニエはビアンカと極秘結婚していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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