よい店づくりコンクール最高賞に「沙」 優秀賞「椿や」「P―up」

最高賞・名誉賞の「古民家カフェ&バー 沙」

 富山市と同市北商工会の「よい店づくりコンクール」(富山新聞社後援)の審査は20日行われ、最高賞の名誉賞に「古民家カフェ&バー 沙(いさご)」(四方田町)が選ばれた。優秀賞には「おりょうり椿や」(中沖)と、「美容室P―up(ピー・アップ)」(水橋中村町)を選んだ。

 北商工会管内の呉羽、水橋、和合地区の商業、サービス業を対象に、審査員4人が店の外観や内装、接客、経営努力、工夫などを評価した。

 「沙」は築70年以上の古民家を改装し、8月にオープンした。健康に配慮した週替わりのランチを手頃な価格で提供している。手作りスイーツの種類が豊富で、イチゴのパフェや抹茶を使ったグラデーションが美しいレアチーズケーキなどが人気を集める。

 「椿や」は、季節の御膳を提供する和食店。古民家を店主の中島克己さん夫婦がリノベーションし、落ちついた雰囲気で食事を堪能できる。

 「P―up」は、内装を改装した際、店内の客を1人に限る接客に変更した。炭酸を使った最新の頭皮ケア「頭浸浴(とうしんよく)」を取り入れ、来店客に寄り添った店づくりに努める。

優秀賞の「おりょうり椿や」
優秀賞の「美容室P―up」

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