nifuniさん漫画ずらり 高岡で初の個展開幕

「左ききのエレン」のカラーイラストを楽しむ来場者とnifuniさん(手前から2人目)=高岡市の御旅屋セリオ

  ●「左ききのエレン」作画/御旅屋セリオ

 シリーズ累計300万部の人気漫画「左ききのエレン」(集英社)の作画を手掛けた高岡市在住の漫画家nifuni(にふに)さんの初の個展「nifuni展」(富山新聞社などでつくる元気たかおか応援プロジェクト実行委員会主催)は20日、高岡市の御旅屋セリオで始まった。2017年にデビューしてから6年間で手掛けた原画やアートワークなど計約400点以上が並び、来場者がnifuniワールドを堪能した。

 展示は富山新聞の創刊100年を記念した「アニメEXPO」の一環。デビュー作であり、代表作の「左ききのエレン」の原画やカラーイラスト、高岡の歴史にちなんだ「鳳凰(ほうおう)」が題材のオリジナルキャラクター、企業依頼のイラスト、関連資料などがずらりと並び、来場者が見入った。

 展示は11月26日までの午前10時~午後6時で、入場無料、水曜休業。10月21日午後1時から、会場でnifuniさんのサイン会が開かれる。

 「左ききのエレン」の主人公の1人「山岸エレン」がスプレー缶で壁などに絵を描くグラフィティアートで才能を発揮することにちなみ、22日午前10時から午後5時にウイング・ウイング高岡の「らぁめん次元」で、nifuniさんが店舗のガラス面にイラストを描く「ライブペインティング」を繰り広げる。

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