リヴァプールのクロップ監督、右肩を負傷したロバートソンが手術を受けることを明かす

写真:手術が決まりチームを離脱することになったロバートソン

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、スコットランド代表の試合で右肩を負傷したDFアンディー・ロバートソンが手術を受けることを明らかにした。イギリス『BBC』電子版が伝えている。

ロバートソンは10月12日に行われたUEFA EURO 2024予選のスペイン vs スコットランド戦の前半終了間際、相手GKと接触して右肩を負傷。同18日には右腕にアームスリングを着用した姿が目撃されるなど、重傷であることをうかがわせていた。

クロップ監督は10月21日のプレミアリーグ第9節エヴァートン戦に向けた記者会見で、ロバートソンについて次のように語った。

「我々が下した決断は手術だ。これはつまり、彼がしばらく離脱することを意味する。ただし正確な離脱期間は分からない」

「手術をせずに回復できる可能性はわずかにあったが、あらゆる専門家と話をした結果、特に長期的な視野に立った場合は手術が最善の方法だということだった」

「私の経験上、手術をしてもトレーニングはすぐに再開できるだろう。ただ、サッカーができるようになればいいというわけではない。あらゆる側面に留意しなければならないため、しばらく離脱することになるだろう」

ロバートソンは今シーズンのプレミアリーグで8試合1ゴールを記録するなど、左サイドバックの主力として活躍していた。エヴァートン戦ではギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスが代役を務める可能性があり、他にもイングランド代表DFジョー・ゴメスとU-19イングランド代表DFルーク・チェンバースも同ポジションでのプレーが可能。クロップ監督は次のように見解を示している。

「コスタスはこのポジションでは間違いなく最も経験豊富な選手であり、それはメリットになる。ただ、今後すべての試合に出場することはできない。他のオプションも必要であり、それらすべてを活用できなければならない」

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