スターリング、自身が設立した財団の活動について語る「どんな子供たちも夢や希望を持っている」

写真:今シーズン、好調なプレーを続けるスターリング

今シーズン、チェルシーで好調なプレーを続けるラヒーム・スターリング。自身が行っている財団での慈善活動について、イギリス『デイリーミラー』電子版を通じて語っている。

「ラヒーム・スターリング財団」は、スターリング自身も育ったウェンブリー・スタジアム近隣のブレントの学生30人が芸術を学ぶプログラムを立ち上げている。プログラムは芸術を通じて彼らがキャリアアップできるように設計されている。また、同財団は黒人、アフリカ、カリブ海の血筋を持つ学生に加え、社会経済的に過小評価されている背景を持つ学生を対象とした14の奨学金(マンチェスター大学に7件、ロンドンのキングス・カレッジに7件)を支援している。スターリングはこれらの人種的平等への貢献活動により、2021年に大英帝国勲章5等勲爵士の称号を得ている。

「彼らにチャンスを与えているとは思わないよ。どんな子供たちもそれぞれの夢や希望を持っている。クリエイティビティが重要だと思う。クリエイティビティを活用するのは、素晴らしいことだ。私自身も、少年時代に過ごしたロンドン北西部のウェンブリー地区で得た小さなインスピレーションを、(大人になってからも)別の場所で役立ててきたからね」

「私は常に様々な機会を作り出すことが大切だと主張してきた。もしかしたら、それは誰の役にも立たないかもしれないけど、大人になった時に何かの指針に役に立ててほしいと思う。それが私が焦点を当てていることだよ」

最後にスターリングは、2回連続でイングランド代表の招集から外れたことに対しては「精神的にすべて順調だ。人生は素晴らしいよ。私には美しい家族がいるのに、これ以上何も求めることなはいよ」と答えている。
 

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