長さ4キロの流しそうめん達成 ギネス認定、大分・竹田の住民ら

流しそうめんのギネス世界記録を目指して設置された「竹樋」=21日午前、大分県竹田市

 大分県竹田市の住民らでつくる団体「竹姫」などが21日、地元の竹を使った4031.76メートルの長さの流しそうめんに挑戦し、ギネス世界記録を更新した。これまでの記録は、2022年11月の長野県高森町で達成した3515.42メートルだった。

 スタート地点から手づかみで流した麺のうち、ゴール地点まで流れた麺が25グラム以上であることが記録達成の条件。5日間かけて延べ約100人が久住高原の草原や道路の下り坂などに「竹樋」を設置。この日ゴール地点の神社周辺には多くの近隣住民が駆け付け、達成を見守った。

 地元自治会長吉野幸則さん(73)はそうめんを堪能し「世界一の味だ」とうなった。

ギネス世界記録の認定証を受け取る「竹姫」代表の安倍美緒さん(右)=21日午後、大分県竹田市

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