高齢者と障害者が合同スポーツ大会 10競技に心地よい汗 真岡のクラブなどから1000人集う

ディスクを投げる競技を楽しむ参加者

 【真岡】市老人クラブ連合会と市身体障害者福祉会などは19日、田町の市民公園で「老人・身障合同スポーツ大会」を開き、秋晴れの下、高齢者と障害者が10競技を楽しみながら心地よい汗を流した。

 「健康・安全・友愛」をテーマに掲げ、お年寄りと障害がある人が親睦を深める催し。市内の老人クラブや同福祉会、真岡さくら作業所などから約千人が集い、地区や団体ごとにチーム分けして競った。

 車いす競走やペタンク、ディスク投げ、グラウンドゴルフなど障害者も楽しめるよう競技内容やルールが工夫され、参加者同士声援を送ったり力を合わせたりしながら勝負を楽しんだ。

 独自の「ファイト一発ストライク」競技などに出場した田町3丁目、築比地茂登子(ついひじもとこ)さん(88)は「何の薬も飲んでいない健康な体で動けて、みんなと和気あいあい楽しんでいる。障害者の方も一生懸命で素晴らしい」と笑顔だった。

 真岡ロータリークラブも各競技の運営に協力し、豚汁の振る舞いやポリオ撲滅の募金もした。

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